JR九州ホテルマネジメント 「長崎マリオットホテル」の概要発表
5タイプ13種の客室 駅ビル上層部に
オールデイダイニングも シーンで使い分け
JR九州ホテルマネジメントは9月28日、来年初頭に「JR長崎駅ビル」上層部に開業する「長崎マリオットホテル」の概要を発表した。九州初のマリオットブランドとなる同ホテルは、国内外のゲストの多様なニーズに応える5タイプ13種類全207室を用意。シーンごとに使い分けできるオールデイダイニングやバーラウンジなどのレストラン、中小会議に対応するカンファレンスルームを備える。
ホテルは、ビル7~13階に入居し、長崎港や長崎市のシンボル・稲佐山を望む抜群のロケーション。外観は港町長崎らしい「客船」をモチーフとし、館内のインテリアやアートには、マリオットらしいモダンなデザインに、長崎の自然や街並み、風土に根付いた異国文化のエッセンスを加えている。
客室は、「プライベートクルージング」をコンセプトに、全室36平方㍍以上のゆとりある空間に、開放的なガラス張りのバスルーム、ゆったりと休めるダブルサイズ以上の大きなベッドを完備。
客室タイプの内訳は、スタンダード20室、デラックス35室、プレミアム114室、エグゼクティブ10室、スイート28室。プレミアムとスイートはバルコニー付き。最上級のインペリアルスイートは客室の広さが182平方㍍(バルコニーを含め242平方㍍)と九州最大規模を誇る。
最上階に位置するエグゼクティブラウンジ「M Club」は、エグゼクティブとスイートの宿泊者、マリオットボンヴォイ会員(プラチナエリート以上)が利用可能。国内のマリオットブランドでは初めての24時間オープンで、好きな時間に来場してくつろげる。
レストランは、宿泊者にとどまらず地元ゲストにも親しまれることを目指し、7階フロアに3カ所設置。朝食ビュッフェやランチ、ディナーを提供するオールデイダイニングは、高さ3㍍のガラス窓が約45㍍にわたって続く明るい広々とした空間を創出し、テラス席や最大8人まで利用できる個室も備える。
隣接するバーラウンジは、ブルーを基調としたインテリアで瀟洒(しょうしゃ)な雰囲気に。ランチタイムから利用できるアフタヌーンティー、カクテルを提供するバータイムを楽しめる。
「スペシャリティレストラン」では、長崎和牛など鉄板焼き、近海で採れた魚介を使った本格的な江戸前鮨(すし)を提供。〝出島の隠れ家〟をテーマにしたインテリアで素朴で落ち着いたデザインとし、ガーデンに面したぜいたくな空間で食事を味わえる。
このほか、同じ7階には広さ77平方㍍のカンファレンスルーム「波千鳥」を2部屋設置。つなげて一体で使用することも可能で、ゲストのコミュニティースペースとして中小会議や文化イベントなどさまざまな催しに利用できる。
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