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JR九州バス 西川の高品質寝具 全支店の乗務員休養室に導入

2024.03.29
高品質寝具「エアー03」マットレスと「エアー4D」ピロー(枕)、羽毛掛け布団

 安眠でさらなる安全運行を――。JR九州バスは、乗務員の安全運行に不可欠な睡眠改善を図るため、博多、鹿児島など全5支店の乗務員休養室に、寝具メーカー・西川(東京都中央区)の高品質寝具「エアー03」マットレスと「エアー4D」ピロー(枕)、羽毛掛け布団を導入した。

 マットレスなどは各支店の休養室全42部屋に導入。乗務員の泊まり勤務や休憩時間の仮眠などに利用されており、質の高い睡眠を促し、高い疲労回復効果が期待される。

 導入に当たり、睡眠に関する専門講習を受けた西川のスリープマスターによる睡眠セミナーを支店長らが受講し、乗務員に展開した。使用した乗務員からは「寝入りがよくなった」「深い眠りにつけた」「体が軽くなった」との声が寄せられているという。西川によると、全社的に導入しているバス事業者は全国でも珍しいそうで、JR九州バスの吉住信哉常務・企画運輸部長は「賃金アップのほかに、福利厚生として睡眠環境の改善も重要なこと。睡眠の質向上を図り、さらなる安全運転につなげたい」と話す。

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