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JR九州 簀子小学校跡地活用事業「りすのこスクエア」24年1月グランドオープン

2023.12.22
テープカットする古宮社長(左から5人目)ら

 JR九州と桜十字(熊本市)が福岡市中央区大手門の簀子小学校跡地活用事業として共同開発した複合施設「りすのこスクエア」の開業式典が20日に行われた。地域のにぎわいや災害に強い安全安心の拠点となる新たなまちづくりをリードする施設として期待される。グランドオープンは来年1月。

 同施設は、敷地面積約8560平方㍍に「桜十字大手門病院」、有料老人ホーム「ホスピタグラン大濠公園」、同「SJRザ・クラス大手門」を整備。同市の公共施設として「すのこ体育館」(400平方㍍)、「すのこ芝生広場」(約3000平方㍍)を併設する。

 SJRザ・クラス大手門は、JR九州シニアライフサポートが運営する有料老人ホームで最上級ブランド。13階建て、延べ床面積約1万3500平方㍍で、自立者向けの168室を備える。来年1月から入居準備開始。

 開業式典にはJR九州の古宮洋二社長、桜十字グループの西川朋希代表、来賓の高島宗一郎福岡市長、地元関係者ら約70人が出席。

 あいさつに立った古宮社長は「駅から離れたまちづくりとして2例目となる。これからの高齢化社会は自立、介護、病院のセットが安全安心につながり、桜十字と一緒に取り組んでいきたい」と述べた。

 続いて、古宮社長をはじめ関係者がテープカットした後、記念植樹を行い、施設の開業を祝った。

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