交通新聞社 電子版

特集 「長崎マリオットホテル」開業 JR九州ホテルマネジメントが運営

2024.01.23
客室バルコニーからの眺望は最大の魅力(JR九州ホテルマネジメント提供)

 海と山に囲まれた美しい眺め

 九州初のマリオットブランドとして、JR長崎駅隣にオープンした「長崎マリオットホテル」(運営管理・JR九州ホテルマネジメント)。上質な空間とサービスを提供するとともに、海と山に囲まれた絶好のロケーションを生かした客室バルコニーからの美しい眺め、長崎の異国文化あふれるインテリアデザインやアートワークもセールスポイントだ。長崎らしさが詰まったホテルの魅力を紹介する。(松尾 恭明記者)

 ホテルは、昨年11月に開業した商業施設「アミュプラザ長崎新館」が入る13階建てビルの7~13階部分に入居。7階にレセプションロビー、レストラン、カンファレンスルームを備え、8階以上が客室となる。

 1階から7階までは専用エレベーターが直結。内装に伝統工芸「長崎凧(はた)」の意匠があしらわれ、凧が舞い上がるイメージを表現している。7階エレベーターホールには長崎市のシンボル・稲佐山をモチーフにした巨大なアートがかかる。

 フロントのあるレセプションロビーでは、マリオットカラーを採用したユニホーム姿のスタッフが迎える。マリオットホテル共通のフレグランス「ATTUNE(アチューン)」の香りが漂い、ラグジュアリーな雰囲気を引き立てる。

 客室はスタンダード、デラックス、プレミアム、エグゼクティブ、スイートの5タイプ14種類全207室をそろえ、国内外のゲストの多様なニーズに対応。稲佐山や長崎港を望むプレミアム(114室)とスイート(28室)のバルコニー付き客室は全体の約7割に上る。

 全室36平方㍍以上のゆとりある間取りで、開放感のあるガラス張りのバスルーム、ゆったりと休めるダブルサイズ以上のベッドを完備。最上級のインペリアルスイートは、九州最大級の広さ182平方㍍(バルコニーを含め242平方㍍)を誇る。

 レストランは、隣接するバーラウンジ「THE AZURITE(ジ アズライト)」とオールデイダイニング「HARBELLA(ハーベラ)」のほか、長崎和牛などの鉄板焼き、本格的な江戸前鮨(すし)をそれぞれ味わえるスペシャリティレストラン「De Jima(デ ジマ)」の3カ所。

 このうち、HARBELLAはテラス・個室含め約170席で、使用する食材の約6割に長崎など地元食材を使用。朝食ビュッフェのほか、欧州や国内で腕を磨いてきた総料理長によるランチ、ディナーを提供する。江戸前鮨はシーエージェント(東京都)の最上級ブランド「すし天」が九州初出店した。

 最上階のエグゼクティブラウンジ「M CLUB(エム クラブ)」は、国内のマリオットブランドでは初めての24時間オープンとし、好きな時間に来場してくつろげる。

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