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JR四国 24年度下期向け商品説明会・商談会

2024.06.12
あいさつする上田担当部長

 JR四国は5日、高松市のホールで四国の旅行会社に対する商品説明会を開催した。本年度下期の旬のトピックスや観光素材を発信し、JR利用商品の造成、販売促進に役立ててもらうのが狙い。

 説明会には、藤本聡常務・鉄道事業本部副本部長兼営業部長、上田純子同本部営業部担当部長兼誘客戦略室長をはじめ、JR西日本、JR九州、旅行会社などの関係者約40人が参加した。

 冒頭、上田担当部長は、現在展開中の「瀬戸大橋線ご利用3億人記念キャンペーン」や、予讃線観光列車「伊予灘ものがたり」が7月に登場10周年を迎えること、3月の高松駅ビル「TAKAMATSU ORNE」(タカマツ オルネ)開業、今年秋に予定される松山駅 高架化に伴って開業する高架下 商業エリアなどに触れ、「鉄道を魅力ある旅の資源として皆さまにご提 供いただくべく、取り組みを推進していく。四国の観光隆盛に向けて精進していきたい」とあいさつした。

 続いて、JR西日本の担当者が3月の北陸新幹線金沢―敦賀間延伸開業や、10~12月の「北陸デスティネーションキャンペーン」(北陸DC)、9~11月の「森の芸術祭 晴れの国・岡山」での取り組み、JR九州の担当者が4月にデビューした新D&S(観光)列車「かんぱち・いちろく」などを紹介した。

 JR四国は、「瀬戸大橋線ご利用3億人キャンペーン」と特急「しおかぜ」の旅行会社向け「号車貸切プラン」、松山駅高架下商業エリア、「ものがたり列車」を活用した四国周遊モデルコース、沿線の観光素材などについて説明した。

 終了に当たり、藤本常務は都市部の宿泊施設の料金高騰や要員不足に伴う稼働率低下に触れ、「地方にぜひ目を向けていただき、お客さまにご利用いただければ」と述べた。

 この後、旅行会社と四国内の旅館・ホテル、休憩店との商談会も行われた。

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