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ＪＲ九州ステーションホテル小倉　最上階に「スーペリアフロア」を新設

2023.12.06 JR九州グループ 施設・機器
㊤ゆとりのあるコーナーツインの客室㊦エレベーターホールにある鉄のモニュメントとベンチ

　ＪＲ九州ステーションホテル小倉は、最上階の１６階により上質な客室を提供する「スーペリアフロア」を新設し、宿泊予約を受け付けている。開業２５周年を迎え、多様化する顧客ニーズに応えるワンランク上の客室空間、サービスを創出した。

　客室タイプは、コーナーツイン（３２平方㍍）３室、ツイン（２５・９平方㍍）１３室、テラスダブル（２５・５平方㍍）４室、ビューダブル（１８・１平方㍍）２８室。廊下など共用空間を含めた内装や客室の家具、備品を全面的に見直した。

　全室でバス・トイレ・洗面台を刷新し、ビューダブル以外は従来のユニット型からセパレート型に変更。さらにソファ、テーブル、５０インチ以上の大型テレビを完備し、地元北九州のインダストリアルな雰囲気を感じさせる金属製の装飾をあしらった。

　新たにオリジナルドリップコーヒーを開発し、飲みごろの温度を保っておいしく味わえる新潟県燕市産の金属製カップを用意。コーヒーは北九州市認定「技の達人」の尾崎松之氏が協力し、昼間や夜のくつろぎに適したコクのある味わいに仕上げた。

　また、各部屋にはＢＯＳＥ社製の高性能ブルートゥーススピーカーを設け、手持ちのスマートフォンとつないで好きな音楽を楽しめる（ビューダブルを除く）。ＳＤＧｓ（持続可能な開発目標）の取り組みの一環で、アメニティーはバイオマス製品を使用。女性客向けにスキンケアセットや美髪効果のあるヘアドライヤーを備える。

　このほか、客室階のエレベーターホールには、モニュメント製作などを手掛ける鎚絵（同市）の代表で「技の達人」の藤波　耕司氏による「おもてなし」をイメージした鉄のモニュメントとベンチを飾り、鉄のまち・北九州を演出している。

　同ホテルでは、スーペリアフロア客室を確約する「スーペリアフロア完成特別宿泊プラン」を販売中。予約はホテル公式ウェブサイトで受け付け、準備でき次第、旅行代理店やオンライントラベルエージェントでの販売を開始する。

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