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JR九州 新D&S列車「かんぱち・いちろく」のパートナー発表

2023.12.27

 JR九州は20日、来年4~6月開催の「福岡・大分デスティネーションキャンペーン」(福岡・大分DC)に合わせて久大線に投入する新D&S(観光)列車「かんぱち・いちろく」(博多―由布院―別府間)について、車内で提供する食や器、アート装飾を担当するパートナーを発表した。

 列車は、月・水・土曜日に博多発の特急「かんぱち」、火・金・日曜日に別府発の特急「いちろく」として毎週6本運転。福岡市と大分市の飲食6店舗が各曜日ごとに食事を担当し、地元食材を使った料理を提供する。

 また、料理を盛り付ける列車オリジナルの器(重箱)は、大分名産の日田杉を使用してトライ・ウッド(大分県日田市)が製作。車内で販売するオリジナル日本酒は、列車名に由来する八鹿酒造(同県九重町)が製造する。

 車内を彩るアート装飾は、大分県別府市を拠点に活動するNPO法人「BEPPU PROJECT」と「Yamaide Art Office」が担当。「物語の入り口へ連れていく」をコンセプトに、ゆふ高原線(久大線)の風土を感じさせる車内空間を創出する。

 食事を担当する飲食店は次の通り。

 【博多発「かんぱち」】

 月曜日=和食「中洲 松」▽水曜日=和食「味竹林」▽土曜日=イタリアン「FUCHIGAMI」

 【別府発「いちろく」】

 火曜日=フレンチ「Tomo Clover」▽金曜日=和食「裏舌鼓(リゼッコ)」▽日曜日=和食「兎と亀」

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