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JR九州 「かんぱち・いちろく」 4月26日運行開始

2024.02.27
金曜日に提供される和食料理のイメージ(JR九州提供)

 片道乗車と食事セット 3月7日11時から発売

 JR九州は22日、4~6月の「福岡・大分デスティネーションキャンペーン」(福岡・大分DC)開催に合わせて、久大線経由の博多―別府間に投入する新D&S(観光)列車「かんぱち・いちろく」を4月26日に運転開始すると発表した。座席の一般発売は行わず、片道乗車券と食事をセットした旅行商品として3月7日11時から専用ウェブサイトなどで発売する。

 列車は3両編成で、1、3号車が客室、2号車が「ラウンジ杉」。座席はソファ席、ボックス席、畳個室の3タイプを備える。月・水・土曜日は博多発の特急「かんぱち」、火・金・日曜日は別府発の特急「いちろく」となる。

 ダイヤは、「かんぱち」が博多発12時19分ごろ、別府着16時59分ごろ、「いちろく」が別府発11時ごろ、博多着15時47分ごろ。それぞれ途中の〝おもてなし駅〟に停車し、沿線の人々による歓迎や特産品販売を楽しめる。

 車内の食事は、福岡市と大分市の飲食6店舗が各曜日ごとに、地元食材を使った料理を提供する。大分名産の日田杉を使用した列車オリジナルの器(重箱)に入れる。

 旅行代金は、ソファ席(定員3人)、ボックス席(定員2~6人)が大人1万8000人、子ども1万5000円、畳個室(定員6人)がそれぞれ2万3000円、1万9000円。ボックス席1人利用は1万円追加。

 JR九州企画・実施分は3月7日11時から、「かんぱち・いちろく」専用ウェブサイトで9月30日出発分まで発売。このほか全国の旅行会社でも取り扱う。

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