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JR九州 「九州観光まちづくりAWARD2023」表彰式

2023.11.10
表彰式に出席した古宮社長(後列中央)と受賞者ら

 JR九州は8日、九州各地で伝統や伝承を守りながら魅力あるまちづくりに貢献する個人、団体を表彰する「九州観光まちづくりAWARD2023」の表彰式を東京都内で開催した。

 大賞には、全国有数の温泉地をアートで盛り上げ、収益を生み出す循環創出の取り組みを行っている「NPO法人 BEPPU PROJECT」(大分県別府市)が輝いた。

 同アワードは、昨年9月の西九州新幹線開業に合わせ、沿線の西九州エリア(佐賀・長崎)を対象に展開した「西九州観光まちづくりAWARD」を、九州全体に広げて展開するもの。「食」「ものづくり」「にぎわいづくり」「宿(おもてなし)」の4部門で表彰し、各部門賞受賞者の中から大賞を選定する。

 今回は54の個人・団体の応募があり、「伝統」「進化」「循環」「共働」「多様」の5項目の審査基準に従い、審査委員会(審査委員長・古宮洋二同社社長)のメンバー7人が現地視察などの審査を実施し、受賞者を選出した。

 各部門の金賞は、食部門「花の香酒造」(熊本県和水町)▽ものづくり部門「小倉縞縞」(北九州市)▽にぎわいづくり部門「NPO法人 頴娃おこそ会」(鹿児島県南九州市)▽宿(おもてなし)部門「伝泊」(同県奄美市)。特別賞―NEXT CREATE―は「下園薩男商店」(同県阿久根市)が受賞した。

 表彰式で、古宮社長は「まだ私たちの知らない方々が九州のいろいろなエリアで頑張っていることが分かり、(対象エリアを九州全域に広げて)良かった。皆さま方と九州を盛り上げ、訪れる方をうまく受け入れられるよう取り組み、まちづくりAWARDをきっかけに九州がもっと元気になって経済が発展するような取り組みを推進していきたい」とあいさつ。各審査員が各受賞者を表彰した。

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