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JR九州 新D&S(観光)列車「かんぱち・いちろく」 運転ダイヤを発表

2023.12.04

 JR九州の古宮洋二社長は11月30日の定例会見で、来年4~6月の「福岡・大分デスティネーションキャンペーン」に合わせて久大線(ゆふ高原線)に投入する新D&S(観光)列車「かんぱち・いちろく」(博多―由布院―別府間)の運転ダイヤと停車駅を発表した。

 同列車は、月・水・土曜日に博多発の特急「かんぱち」、火・金・日曜日に別府発の特急「いちろく」として運転。それぞれ〝おもてなし駅〟に途中停車し、沿線地域の人々による歓迎や特産品販売が楽しめる。

 運転ダイヤは、「かんぱち」が博多発12時19分ごろ、別府着16時59分ごろ、「いちろく」が別府発11時ごろ、博多着15時47分ごろ。おもてなし駅は、博多発が田主丸(停車時間約12分)、恵良(約16分)、別府発が天ケ瀬(約9分)、うきは(約20分)。

 田主丸駅はカッパの形をしたユニークな駅舎が特徴で記念撮影が楽しめ、恵良駅は列車名の由来となった麻生観八氏が再興した酒蔵「八鹿酒造」の最寄り駅で、駅舎内に麻生家の業績をたたえる資料が展示されている。

 天ケ瀬駅は駅前にある天ケ瀬温泉の手湯と足湯が手軽に楽しめ、うきは駅は四季折々のフルーツが味わえる福岡県うきは市の玄関口として知られる。

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