JR九州 福岡市博多区 複合ビル「コネクトスクエア博多」竣工
地域のランドマークに
JR九州を代表企業とする企業グループが福岡市博多区博多駅東1丁目で開発を進めていた複合ビル「コネクトスクエア博多」の竣工(しゅんこう)式が21日、現地で行われた。博多駅周辺の再開発を促す福岡市の「博多コネクティッド」エリア内で、容積率緩和などのボーナス認定を受けており、デザイン性の高い外観やゆとりのある公開空地を設けるなど、地域のランドマークとして期待される。
企業グループは、同社と福岡地所(福岡市)、麻生(福岡県飯塚市)で構成。福岡県が2018年10月に公募した福岡東総合庁舎敷地有効活用事業に応募し、優先交渉権者に選ばれた。
敷地面積約2690平方㍍、建物は地上12階・地下1階建て、延べ床面積約2万1442平方㍍。JR九州グループの九鉄工業など建設工事共同企業体が施工。1階は県産食材を使ったメニューを提供する飲食店「THE ALLDAY ORTO」、2、3階に同県博多県税事務所、4階以上にオフィスが入る。
外観デザインは、デンマーク王立図書館をはじめ世界で多くの実績を持つ建築デザイン事務所のシュミット・ハマー・ラッセン・アーキテクツ(デンマーク)が担当。3層ごとに分節し、さまざまな角度で向き合う周辺の街並みとの調和を表現している。
同駅筑紫口へ延びる通りに面したピロティ広場は、博多まちづくり推進協議会と連携したイベント利用に対応。エントランスホールには福岡の伝統工芸品の展示スペースを設けた。福岡市の「都心の森1万本プロジェクト」に参画し、広場や歩行空間は一年を通じて彩りが楽しめる植栽をあしらう。
式には、JR九州の古宮洋二社長をはじめ企業グループの代表、服部誠太郎福岡県知事、設計・施工会社関係者ら約40人が出席した。
古宮社長は「駅から見える斬新な建物で、名称通り人とまちをつなぐ場ができた。新ビルを通じて多くの人に博多駅エリアが親しまれるよう尽力するとともに、引き続き皆さまの協力をお願いしたい」とあいさつ。
服部知事は「県政のチャレンジの一つに、世界から選ばれる福岡県をつくることを掲げており、今後も県の資産を有効活用して国内外から多くの企業、人材を呼び込み、県の発展につなげていきたい」と述べた。続いて出席者がテープカットを行い、新ビルの竣工を祝った。
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