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JR九州 九州新幹線開業20周年 鹿児島中央駅で開業当時の駅長と一日駅長が出発合図

2024.03.12
20年ぶりに再共演した中村さん(右)と永崎さん

 鹿児島中央駅のセレモニー会場では、04年3月13日の開業出発式で、小学1年生だった永崎ちひろさんと中村修駅長(当時)が「つばめ」初列車に出発合図をする写真パネルが展示された。

 「あまり時間の経過を感じずにきょうまで来ましたが、ちひろさんがすっかり大人になった姿を見て、本当に20年たったのだなと実感します」と、開業日以来の〝再共演〟に中村さんは感慨深げだった。

 JR九州は当時、部分開業で列車の愛称名を公募。採用された「つばめ」の応募者の中から抽選で、永崎さんが鹿児島中央駅の一日駅長に選ばれた。

 20年ぶりに再度、一日駅長を務めた永崎さんは「同じ『つばめ』を送り出すことができ、涙が出そうになりました」と感激した様子。札幌で演劇活動に励む自身を投影し、「20年にわたって活躍する『つばめ』のように、私もこれから羽ばたいていきたい」と笑顔で話していた。

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