JR九州など 使用済みペットボトルを再資源化 「〝ボトル to ボトル〟プロジェクト」を開始
JR九州とJR九州サービスサポートは今月から、サーキュラーペット(CPET、東京都港区)と共同で、使用済みのペットボトルを回収してリサイクルする「循環型社会実現に向けた〝ボトル to ボトル〟プロジェクト」を展開している。JR九州グループの駅や列車、駅ビルなどで排出された使用済みペットボトルを回収し、再生ペット樹脂にリサイクル。国内循環型のペットボトルリサイクルを目指す。
JR九州グループでは、同プロジェクトを通じて限りある資源の有効活用、廃棄物の削減を徹底し、循環型社会の実現に向けた取り組みを推進する。
JR九州サービスサポートは、九州内の駅構内や列車内、同グループ運営の駅ビル、ホテルなどの清掃業務を担い、使用済みペットボトルの回収業務も手掛けている。福岡・佐賀エリアで回収したペットボトルは福岡市内2カ所の同社事業所に、その他エリアは各地の専門業者に運ばれ、「ベール化」(圧縮梱包〈こんぽう〉)している。
従来はいずれも専門業者に処理を任せていたが、プロジェクトではほぼ全量をCPETのリサイクル工場(岡山県津山市、来年春稼働予定)に供給し、再生ペット樹脂に再資源化する。再生ペット樹脂はCPETから飲料メーカーなどに提供され、再びペットボトル製造の原料となる。
JR九州のESG担当者は「現在、使用済みペットボトルは衣服などさまざまなものにリサイクルされているが、ペットボトルに再生することで、循環型リサイクルにつながると期待している」と話している。
検索キーワード:JR九州
822件見つかりました。
341〜360件を表示
-
2024.04.09 JR九州グループ 営業・事業・車両
JR九州商事 D&S(観光)列車デザイン「ICHI―GO―CAN」を販売
○…JR九州商事は、Agnavi(神奈川県茅ケ崎市)と連携して、JR九州のD&S(観光)列車をデザインした日本酒「ICHI―GO―CAN」を販売している。
-
2024.04.08 JR九州 予定・計画・施策
JR九州・熊本県 JR肥薩線(八代―人吉間)の鉄道復旧に関する基本合意書を締結
JR九州と熊本県は4日、「JR肥薩線(八代―人吉間)の鉄道での復旧に関する基本合意書」を締結した。
-
2024.04.08 JR九州 予定・計画・施策
JR九州 GW期間 久大線で快速「ゆふいん」号を運転
JR九州はゴールデンウイーク期間中、久大線久留米―由布院間で客車列車の快速「ゆふいん」号を運転する。
-
2024.04.08 政府・省庁・鉄道運輸機構 インタビュー・会見
記者会見 斉藤鉄夫 国土交通大臣
静岡県の川勝知事の辞意表明に伴う今後のリニア中央新幹線の動向について―― 知事の進退をめぐる発言などについて政府の立場でのコメントは差し控えるが、リニア中央新
-
2024.04.04 政府・省庁・鉄道運輸機構 予定・計画・施策
国交省 24年度予算 局別予算配分を公表
国土交通省は1日、2024年度の政府予算が3月28日に成立したことを受け、局別・事業別の予算配分を公表した。
-
2024.04.04 JR九州 予定・計画・施策
JR九州 福岡県小郡市で大規模物流施設を開発
25年7月末竣工予定 JR九州は3月27日、福岡県小郡市で大規模物流施設「LOGI STATION 福岡小郡」の建設に着手したと発表した。
-
2024.04.02 JR九州 予定・計画・施策
JR九州 青柳会長、古宮社長が訓示 24年度スタートで
【JR九州】 青柳俊彦会長、古宮洋二社長は1日、本社会議室で役員、幹部社員ら約220人を前に年度初の訓示を行った。
-
2024.04.02 JR九州 記録・調査・統計
JR九州 24年2月期鉄道取扱収入 18年度同月比2・4%減
JR九州は3月27日、2月期の鉄道取扱収入について、2018年度同月比97・6%(前年度同月比113・1%)だったと発表した。
-
2024.04.01 JR九州 人事異動・組織変更
JR九州人事 4月1日付
JR九州(1日付) 総合企画本部経営企画部担当部長(総合企画本部経営企画部担当課長)酒井覚 総合企画本部経営企画部担当課長(JR九州システムソリューションズ出
-
2024.04.01 JR九州 営業・事業・車両
JR九州 GWに「こどもぼうけんきっぷ」設定
JR九州は、ゴールデンウイーク期間中に「こどもぼうけんきっぷ」を設定した。小学生限定で27日から5月6日まで普通・快速列車が1日乗り放題。