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鉄道・運輸機構 プレストレスト・コンクリート建設業協会北陸支部と災害協定

2024.07.18

 鉄道建設・運輸施設整備支援機構はこのほど、第三セクターのIRいしかわ鉄道、ハピラインふくいをはじめとした北陸域内の地域鉄道の迅速な災害復旧を連携して推進するため、プレストレスト・コンクリート建設業協会(PC建協)北陸支部と災害協定を締結した。

 同機構は、これまでの鉄道整備で得た知見を活用して、事業者などに対して鉄道施設の保全・改修に関する技術的支援を行うとともに、昨年4月に「鉄道災害調査隊(RAIL―FORCE)」を創設。能登半島地震で被害を受けたのと鉄道にも職員を派遣して被災状況の調査を行うなど、復旧早期化の支援に注力している。

 今回、同機構とIRいしかわ鉄道、ハピラインふくいが今年3月に災害対応などの包括的連携協定を締結したことを踏まえ、同支部とも協定を結んだ。

 連携事項は▽災害応急対策業務▽建設資機材調達▽連絡体制――の3点で、災害時などに必要と認める時、同機構は同支部に災害応急対策業務や建設資機材調達を要請するほか、円滑な業務を行うために緊急時の連絡体制を整え、相互に連絡体制表を共有する。

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