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ティータイム 谷本修 阪神電気鉄道取締役・スポーツ・エンタテインメント事業本部長

2024.08.21

 歴史と伝統を新たな時代へ

 阪神甲子園球場は、内野の一部座席を覆う屋根「銀傘」をアルプススタンドまで拡張する。「昨今の真夏の猛暑をはじめとした環境変化に柔軟に対応していくことが必要だ」と話す。

 今年11月に着工し、2028年3月に竣工(しゅんこう)予定。工事費は約150億円。拡張面積は3328平方㍍で、アルプス席の約7割を覆うことができるという。「学校応援団の待機場所としての環境も改善する」とし、応援団の学生らの暑さ対策につながるとする。

 今月1日で100周年を迎えた同球場。「甲子園は高校野球の全国大会開催のために建設された。これからも高校野球と共にあり、歴史と伝統を新たな時代に紡いでいく」と言葉に力を込める。

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