JR西日本 JR大阪環状線西九条駅1番のりば 「改良型可動式ホーム柵」を使用開始
JR西日本はあす28日始発から、大阪環状線西九条駅1番のりばで「改良型可動式ホーム柵」の使用を開始する。同ホーム柵の導入は初めて。併せて、ホームのかさ上げとくし状ゴムの取り付けを実施。323系車両の1号車3番ドア、5号車と8号車の1番ドアの乗降口で列車との段差、隙間を縮小する。
同社は昨年4月から、鉄道駅バリアフリー料金制度を活用して、京阪神地区の整備対象エリアでバリアフリー設備の整備を進めている。改良型可動式ホーム柵は、転落、接触を防ぐ従来のホーム柵の安全機能を維持した上で、軽量化や風荷重の低減が図られている。
具体的には、開口部を設けたことや構造の見直しを行い、柵が風を受ける面積と柵の重量をいずれも従来比で約3分の2に低減。これにより、ホーム柵の土台となるホームの補強を軽減でき、ホーム柵の整備を加速していく考え。
同社は2025年の大阪・関西万博を見据え、西九条、弁天町駅の全のりばにおいて、本年度内に改良型可動式ホーム柵の整備完了を目指している。
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