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元旦号 2024公民鉄 今年の話題 中部

2024.01.01
今年秋の開業を目指す名鉄神宮前駅西街区の開発全体イメージ(名古屋鉄道提供)

 創業130年迎える名鉄

 名古屋鉄道は、1894年6月の創業から130年を迎える。鉄軌道事業の中長期的な安定経営に向けた取り組みとして、消費税率変更時を除いて1995年以来となる鉄軌道旅客運賃の改定を3月16日に実施する。高架化工事は、名古屋本線・三河線知立駅付近、瀬戸線喜多山駅付近、三河線若林駅付近、尾西線苅安賀駅付近で継続。愛知県東海市の要請に基づき、河和線高横須賀―南加木屋間に新駅「加木屋中ノ池」を3月16日に開業する。

 開発事業では、名鉄名古屋駅の再開発について、2024年度に事業の方向性を判断する。西三河地区のターミナル駅である名古屋本線東岡崎駅の再開発計画は、今春に南口商業施設「μPLAT(ミュープラット)東岡崎」を開業予定。名古屋本線・常滑線神宮前駅西街区の開発では、木造平屋建て3棟で構成する商業施設を9月に2棟、12月に1棟開業する。

 加えて、犬山線布袋駅高架下の木造商業施設、神宮前駅周辺で建設を進める「データセンター」を今春に開業する。

 北陸新幹線金沢―敦賀間延伸開業に伴い経営分離される並行在来線のJR北陸線金沢―敦賀間は、金沢―大聖寺間(14駅)をIRいしかわ鉄道、大聖寺―敦賀間(大聖寺除く18駅)をハピラインふくいが運行を担う。開業は3月16日。

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