交通新聞社 電子版

墨滴 1月23日付

2025.01.23

 JR予讃線伊予西条駅に隣接する四国鉄道文化館を訪れると、展示されたC57形蒸気機関車は、巨大な動輪やピストンが黒光りし、床のバラストには油が滴っていた。前照灯と尾灯を輝かせ、今にも走り出しそうだ▼美しい状態を保つのは、他の展示車両も含め加藤圭哉館長とスタッフが定期的に手入れしているおかげだ。