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JR西労組 「第35回定期中央本部大会」

2023.08.01

 JR西労組は7月19~21日、富山市内で「第35回定期中央本部大会」を開催した。組合員約400人が出席した。

 初日の冒頭、あいさつに立った上村良成委員長は、コロナ禍を振り返った上で、「難局を完全に乗り越えたと言える状況にはないが、戻ってきた鉄道の利用とグループを挙げた構造改革により、反転攻勢の舞台は整った。まずは夏季の多客輸送を完遂させ、上昇気流に乗り、組合員一丸となって未来を切り開いていきたい」と述べた。

 安全面については、今年4月にスタートした「JR西日本グループ鉄道安全考動計画2027」に触れ、「労使で議論を重ね、心理的安全性や変更管理の考え方が盛り込まれたが、計画達成いかんは私たち一人一人の取り組みにかかっていることは言うまでもない。世界一安全な鉄道会社と胸を張れるJR西日本を皆で目指していきたい」と強調した。このほか重要課題として、ワークエンゲージメントを高める制度改正、職場環境の改善などを挙げた。

 議事では、昨年度の取り組みの執行経過・決算報告、本年度の運動方針の採択、役員選出などを行った。

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