交通新聞社 電子版

東急など 「IMMERSIVE OOH」の実証実験

2024.07.19

 3D音声で没入体験 新たな交通広告

 東急東急エージェンシーは、360度全方位からの音声で没入感のある立体的な音響を体感できる「イマーシブ3Dサウンド技術」と、東急電鉄線や渋谷を中心とした街で展開している交通広告を組み合わせて新たな体験を創出するサービス「IMMERSIVE OOH」の実証実験を展開している。

 広告内のQRコードを読み取ることで手軽に音声を再生でき、単なる広告接触だけでなく広告内容と連動した音声を聞くことにより、電車や駅の利用者に没入感の高い体験を提供。東急線車内や渋谷に特徴的な広告媒体を有し、話題性を伴う企画をこれまでに展開してきた両社が、広告接触者のさらなる体験価値と満足度の向上を目指す。

 世界的エンターテインメントライフスタイルプラットフォーム企業・HYBEの日本本社であるHYBE JAPANと協業して、HYBE LABELS所属アーティスト「BOYNEXTDOOR」「TOMORROW X TOGETHER」の広告を、東急電鉄所属車両内の中づりポスターや渋谷駅の大型ポスターに掲出。実証実験を通じて、広告接触者の満足度やその後の行動に与える影響度を調査する。

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