東急・小田急・座間市 市民間のリユース促進へ アプリで事前マッチング
東急と小田急電鉄、神奈川県座間市は、市民間のリユース(無償譲渡)促進による廃棄物削減の取り組み「あなたの街の思いやりリユースプロジェクト」を展開している。来年2月29日まで。
同プロジェクトは環境省の「使用済製品等のリユースに関する自治体モデル実証事業」として実施。同市は、小田急と「サーキュラー・エコノミー推進に係る連携と協力に関する協定」を締結し、廃棄物収集・運搬の工夫による資源化やリユースの啓発活動などを行っており、市独自でフリーマーケットなども開催している。だが、一括回収・出品のため、リユースできる品物でももらい手がつかず、一部を廃棄するケースもあった。
今回、東急の地域共助プラットフォームアプリ「common(コモン)」を東急電鉄沿線外の同市で導入。アプリの不用品無償譲渡機能、投稿・相談機能などを活用して、譲り手ともらい手の事前マッチングができるようにした。不用品譲渡機能を使うには、居住地などを含む本人確認が必要。
譲受方法は、▽手渡し▽市の管理施設や小田急商業施設など4カ所に設置したナンバー錠付きロッカー「commonスポット」での受け渡し▽市の回収事業者による無償回収運搬――の三つから選べる。
同市では、リユースによる廃棄物減少と廃棄物処理施設(焼却施設)の逼迫(ひっぱく)改善、環境配慮の啓発、市民のコミュニケーション促進や意識変容推進、住民間での助け合いやコミュニティー強化などを期待。リユース品の回収・運搬については今後、廃棄物の収集・運搬効率化で同市でも実績のある小田急の「WOOMS(ウームス)」のシステムを活用して効率化を図っていく。
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