東急電鉄など 乗降監視用映像にAI画像解析技術を活用
東横線2駅で実証実験 ワンマン運転補助に
東急電鉄とパナソニック コネクト(東京都中央区)は今月から、東横線都立大学、多摩川の両駅で、乗降監視用映像にAI(人工知能)の画像解析技術を活用した実証実験を実施している。3月31日まで。東急電鉄では昨年3月18日から、同線でワンマン運転を実施しており、ドア閉扉判断の補助として運転業務のさらなる高度化につなげる。
現在、ホームで介助が必要な利用者の案内を行う際は、対応開始時に駅係員が運転士に向けて両手を交差させる合図を送り、対応終了時には片手を上げる。駅係員の合図を車内モニターで確認した運転士は、対応開始・終了時、駅係員に認識した旨をマイク放送で伝えている。
今回の実証実験は、これらの視認性をさらに高めるのが目的。対象駅には、「カーブや日照の関係で見えにくいことがある」という運転士からの声があり、バリアフリーの対応件数も多い両駅を選んだ。
ホーム上の乗降監視用映像から、パナソニック コネクトが提供する解析技術で合図を送る駅係員を検出し、運転士が確認する車内のモニターに「手合図検知」の文字を表示する。
今後、実証実験で得られた知見を活用して、駆け込み乗車といった運転士の閉扉判断に影響のある他事象の検出も検討する。デジタル技術によるサービスの高度化とさらなる安全性の向上を目指す。
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