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パリ五輪選考会・MGC JR東日本4選手、西鉄1選手出場へ

2023.10.06

 今月15日に東京都内で開催される「パリ2024オリンピック競技大会マラソン日本代表選考競技会」(MGC=マラソングランドチャンピオンシップ)に、JR東日本ランニングチームに所属する其田健也、作田直也、作田将希、横田俊吾の4選手と、西日本鉄道陸上競技部の久保和馬選手が出場する。いずれも初出場。

 MGC出場には、日本陸上競技連盟が「マラソングランドチャンピオンシップチャレンジ(MGCチャレンジ)」に定めた順位や記録などの条件を突破することが必要。ジャパンマラソンチャンピオンシップ(JMC)シリーズ加盟大会として2021年11月1日―今年3月31日の指定大会(第1期5大会、第2期6大会、G1、G2)のレース結果、または2022オレゴン世界選手権、JMCシリーズ加盟大会(G1~G3)などでの成績上位によるワイルドカードによって出場権を獲得する。

 JR東日本ランニングチームの其田健也選手は、昨年3月の「東京マラソン2021」で2時間07分23秒の7位(日本人2位)となり出場権を獲得。今年3月の「東京マラソン2023」では日本歴代4位となる2時間05分59秒の好記録で8位(日本人2位)となり、8月の「第19回世界陸上競技選手権大会」(ハンガリー・ブダペスト)の男子マラソンに出場した。

 作田直也選手は「第71回別府大分毎日マラソン大会」で2時間09分06秒の日本人8位、作田将希選手は「大阪マラソン2023」で2時間07分49秒の日本人7位だったが、いずれもワイルドカードからの出場。今年4月にJR東日本に入社した横田俊吾選手は、今年2月の「第71回別府大分毎日マラソン大会」で青山学院大学4年生として出場し、2時間07分47秒の日本人2位に入った。

 西日本鉄道からは、昨年12月の「福岡国際マラソン2022」で日本人4位(2時間09分19秒)の久保和馬選手がワイルドカードで出場権を獲得した。

 MGCは、東京・国立競技場をスタート・ゴールとする42・195㌔で行われ、上野広小路、内幸町、小川町、上野広小路、内幸町、大手町・内堀通りの順に折り返す。男子は国内トップランナー65人(6日現在)が出場予定。スタートは8時。

 パリ五輪のマラソン日本代表選手枠は3人。MGC1位、2位の選手と、MGCファイナルチャレンジ設定記録を突破した記録最上位の選手1人が日本代表に内定する(該当選手がいない場合はMGC3位の選手)。

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