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JR高崎支社 高崎駅開業140周年 5月3日を中心に各種イベント

2024.03.22
㊨山形氏がデザインしたSLのヘッドマーク㊧一般公募で選ばれたELのヘッドマーク(イメージ)=JR高崎支社提供=

 JR東日本高崎支社は、5月1日に高崎駅が開業140周年を迎えることを記念して、同3日を中心に各種イベントを開催する。利用者や地域に感謝の気持ちを伝えるとともに、同駅をより身近に感じてもらえるよう、さまざまな企画を用意する。

 当時の日本鉄道が上野―熊谷間を仮開業として鉄道を敷設したのが1883年7月28日。翌84年5月1日に高崎まで延伸された。

 記念列車として、「SL高崎駅140年水上」(上越線高崎―水上間、4月28日、5月3、5日)と、「EL高崎駅140年横川」(信越線高崎発横川行き、4月27、29日、5月4日)、「SL高崎駅140年横川」(横川発高崎行き、同3日間)を設定。高崎駅では5月3日に「水上」の出発式を開催する。

 SL「水上」「横川」には、群馬県高崎市に縁のある美術作家の山形敦子氏が手掛けたヘッドマークを掲出。EL「横川」のヘッドマークは、一般公募約300作品の中から選ばれた最優秀作品のデザインとなる。

 さらに、利用者と共に140周年を盛り上げる企画として、高崎駅で「タカ駅伝言板 ありがとう140周年」を実施。同駅にまつわるメッセージを2回に分けて利用者から募集し、4月27日~5月31日に在来線改札内に展示する。

 今月末からは同駅各所に記念装飾を施すほか、4月27日~10月31日には同駅で働く同社グループの社員が記念エンブレムを着用して勤務する。エンブレムは、「機関車の街 高崎」のシンボルであるSLをモチーフに、リボンでアニバーサリーのお祝いを表現したもので、同駅社員がデザインした。

 記念イベントは、5月3日に同駅東口ペデストリアンデッキで「高崎駅開業140周年記念感謝祭」を開催。ステージイベントや、駅社員による「デジタルよろず相談所」の開設、マルシェ、缶バッジ作成体験などを行う。

 同3~5日は、普段は立ち入れない同駅1番線ホームを特別に開放する「懐かしの高崎駅1番線イベント」を実施。子ども限定のマジックハンド体験や投炭体験、子ども駅長制服着用体験などを用意する。参加には電子チケット「エキトマチケット」1枚(500円分)、または交通系ICカードで500円の決済、同駅構内の店舗で購入した当日のレシート2000円分の提示のいずれかが必要。

 このほか、同支社公式SNS上でカウントダウン企画を実施するほか、高崎ターミナルビルではオリジナルラベル日本酒を、ホテルメトロポリタン高崎では限定マカロンなどの記念商品の販売を予定している。

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