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JR東日本 「第33回サービス品質シンポジウム」

2024.10.07
それぞれの取り組みについて発表したパネルディスカッション

 5年ぶり対面形式

 JR東日本は3日、東京都千代田区の「ステーションコンファレンス東京」で「第33回サービス品質シンポジウム」を開催した。対面形式での開催は2019年以来5年ぶりで、ウェブ聴講形式と併せて実施。「~『声』が原点、そして『形』へ~」をテーマに、各現場の取り組み紹介などが行われた。

 同社やグループ会社の役員、社員ら約330人が出席、約1400人がオンライン聴講した。

 オープニングスピーチで喜㔟陽一社長は「社員一人一人が外へ向かった幅広いマインドセットを持ち、お客さまや地域の皆さまの期待などを感じ取る鋭敏な感性で受け止めたものを、行動や実践に結び付けることが求められている。当社グループはより良い世の中を創り、社会課題の解決に貢献することで利益成長を目指す。お客さまや地域の皆さま、株主・投資家の皆さま、社員や家族の幸せのために利益を還元し、次の時代の成長に向けて投資をする〝四方よし〟の経営を目指す志の高い企業グループでありたい。きょうのシンポジウムが皆さんの明日につながる多くの学びや気付きを共有する場になれば」と述べた。

 丹羽健サービス品質改革部部長による基調講演に続き、パネルディスカッションでは、23年度サービス品質優秀賞の社長表彰受賞箇所など計6カ所の取り組みが紹介された。

 第1部では、首都圏本部国府津車両センターによるグリーン車雨漏れ対策、JR東日本東北総合サービス秋田営業支店角館駅と鉄道事業ユニットによる英会話勉強会などを通した訪日客にやさしい駅づくり、JR東日本新潟シティクリエイト新潟営業所五泉エリアによる水原駅社員無配置駅化に伴う目の不自由な利用者への対応改善について、それぞれの取り組みや成果を披露した。

 また、第2部では千葉支社指令・サービス品質改革ユニット、東北本部山形保線技術センター、長野支社長野統括センター飯山駅ユニットが取り組みを発表した。

 また、アマゾンジャパンの立ち上げメンバーで、エバーグローイングパートナーズ代表取締役の佐藤将之氏による特別講演「アマゾンの成長を支えるルール~Customers Rule!お客様が決める~」も行われた。

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