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JR東日本クロスステーション 飲料自販機の「鉄道利用オペレーション」実証実験

2023.11.07

 JR東日本クロスステーション(JR―Cross)ウォータービジネスカンパニーは1日から、JR京葉線新習志野、二俣新町、市川塩浜の3駅で、飲料自販機の「鉄道利用オペレーション」の実証実験を開始した。物流の「2024年問題」に備えて、商品物流とオペレーションの分業による作業効率化や、配送拠点の集約による物流効率化、環境負荷低減を図る。

 従来、自販機で商品を補充して販売する場合、補充を行う自販機オペレーターは、補充に加えトラックの運転も必要だった。

 実証実験では、商品の配送とオペレーション業務を分離。トラックドライバーが駅の倉庫納品までを担い、自販機オペレーターは電車で駅間を移動し、自販機の補充業務を担う。これにより、トラック輸送の負担を軽減するオペレーション体制や、オペレーション人員不足の解消、生産性の向上などを目指す。

 同社では、構造改革に向けて駅全体の自販機キャッシュレス化や自販機ネットワーク化も推進。まず3駅で試験的に行い、拡大を検討する。

 3駅の対象自販機では、「JRE POINT10倍キャンペーン」を来年1月31日まで実施する。

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