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JR東日本 「STATION WORK」で利用者シーン別BGMの実証実験

2023.11.10

 JR東日本は15日から、シェアオフィス事業「STATION WORK」で、環境を考慮した音作りを手掛ける神山聴景事務所(東京都千代田区)と連携して、実証実験「Music for STATION DESK」を開始する。利用者シーン別のBGM3種類を「STATION DESK」6拠点で提供し、空間の付加価値向上を図る。来年3月31日までの予定。

 BGMは「15分集中」「チル」「没入」の3種類。「15分集中」は、集中力の周期である15分間に合わせた、生産性向上が期待できるアップテンポな、機械的で疾走感のある曲。

 「チル」は、創造性スコア向上に向けたバイオフィリック(自然共生)的なBGMで、公園にいるかのような状況で考え事ができる環境を目指した自然音。「没入」は、無音状態を創出する模擬無音BGMで、圧迫感なく没入できることを目指した雑音を参考に作られた。

 利用者は手持ちのデバイスで、座席のQRコードを読み取り、同事務所のホームページから好みのBGMを体感する。体験料金は無料。東京丸の内、グランスタ丸の内、横浜、三鷹(上りホーム、下りホーム)、西国分寺で提供する。

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