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JR東日本ビルテック 「第3回ビルテックRPAフォーラム」

2024.05.29
あいさつする阿部社長

 JR東日本ビルテック(BT)は21日、JR東日本本社ビル内のビルテック会議室で「第3回ビルテックRPAフォーラム」を開催した。社内テレビ会議システムを活用したライブ中継も行い、会場と配信で計約300人が視聴した。

 RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)は、コンピューター上の作業をプログラミング化し、ソフトウエア型のロボットに人の作業を代行してもらう自動化の技術。同社は2019年に本導入し、各箇所で業務のRPA化を進めている。

 オープニングスピーチで阿部亮社長は「これまでに稼働している221件のRPAにより、年間2万2000時間を超える業務削減を達成した。業務置き換えの際は、本当に必要な業務についてRPAを活用するなどの検討・工夫が大切。生み出された時間と社員の力を本質的な業務へと集中し、生産性を向上させたい」と述べた。

 フォーラムは2部構成で、第1部は笹澤正善経営企画部長によるRPA社内推進状況の説明に続き、6部署が活用事例を発表。RPA推進に貢献した部署に贈られる「RPAアワード2023」では、総合最優秀賞に高崎支店が輝いた。第2部はパネル展示会形式で9ブースが出展し、発表者と参加者がやり取りを交わしていた。

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