交通新聞社 電子版

ティータイム 中村広樹 国土交通省中部運輸局長

2024.08.14

 中部エリアを持続可能な地域に

 7月1日付で就任。中部運輸局が掲げる五つのビジョンに触れ、「最も大事なのは交通環境の安全の確保。災害対応を含め、各地の現場の職員と共にしっかりと取り組んでいく」と身を引き締める。人口減少や人手不足を踏まえた地域の足の確保にも気を配る。「最近ではライドシェアや自動運転などのさまざまなツールがあるので、地域の皆さまや交通事業者と一緒に考えていきたい」

 中部エリアについては「ものづくりの一大拠点だ」とした上で、「いわゆる2024年問題を機に、物流の確保を考えていくことが大切。物流の可能性を追求したい」と意気込む。

 前職は観光庁観光地域振興部長。「中部エリアはインバウンドの回復が少し遅れている。観光振興では魅力を高め、人が訪れて消費が生まれ、豊かで持続可能な地域になっていくことが重要」と強調した。

検索キーワード:自動運転

119件見つかりました。

61〜80件を表示

<

>