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JR東日本テクノロジー 「2023年度安全大会」

2023.08.08
あいさつする太田社長

 JR東日本テクノロジー(JRTM)はこのほど、さいたま市の鉄道博物館「てっぱくホール」で、安全・安定輸送のレベルアップを図る「2023年度安全大会」を開催した。てっぱくホールでのリアル開催とウェブでの同時配信を併用して行った。 

 本年度のテーマは「命に関わる労働災害を防ぐための取組みを推進しよう」。太田朝道社長をはじめ役員、来賓のJR東日本関係者ら約60人が出席したほか、オンラインで各支店、グループ会社、協力会社などの関係者約110人が聴講し、全体で約170人が参加した。

 冒頭、太田社長は「業務拡大に伴い大きな事故のリスクを伴う作業分野も拡大している」と言及した上で、「業務内容やルールを学び、変化点管理と徹底したリスク分析を実施し、さらに他山の石を活用した自箇所の検証が大切だ」とあいさつ。続いて、JR東日本安全企画部門(安全推進ユニット)の石月正明マネージャーが、同社グループの安全を推進するための基本的な考え方や、リスクアセスメントの意味と重要性などを紹介した。

 各支店などからの報告では、新幹線事業所、郡山設備センター、東京支店、長野支店、江南製作所、JRTMグループ会社の東北鉄機の6職場が、労働災害防止に向けた安全活動をそれぞれ報告した。

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