南海 特別企画「ふれたい、高野山。2024」5月から開催
高野山の魅力にふれる
世界遺産登録20周年記念
体験メニューや限定御朱印
南海電気鉄道と高野山金剛峯寺は5月11日から、高野山と高野山麓エリアが「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産登録されて今年7月で20周年を迎えるのを記念して、特別企画「ふれたい、高野山。2024」を開催する。〝天空の聖地〟の寺社仏閣や観光施設での特別体験などをラインアップする。12月1日まで。
寺社・仏閣の体験企画では、金剛峯寺奥殿で5~11月の毎月21日に僧衣・仏具の展示と僧衣試着会を実施。西禅院(伽藍〈がらん〉ツアー、阿字観)、慈尊院(御利益参り、慈尊院多宝塔切り絵特別御朱印)、丹生官省符神社(世界遺産登録20周年記念特別御朱印)でも企画を用意する。
7月7日からは、同20周年記念特別限定御朱印を金剛峯寺、伽藍、奥之院、霊宝館、女人堂、大師教会、徳川家霊台など8カ所で授与する。授与料未定、限定2000枚。
飲食店・土産店の体験企画は、複合施設「天風てらす」(ランチ付きヨガ体験、マイ数珠作り)、平野清椒庵(マイ七味作り体験)、高野山寺領森林組合(森林セラピー体験)、「縁樹の糸」(糸曼荼羅〈まんだら〉づくり体験)など。
飲食関係では、宿坊の清浄心院でランチの精進カレー提供、地元人気店「高野山café雫」でカフェやソフトドリンクの料金割引、「天然石工房&カフェ 心星」で世界遺産登録20周年記念カプチーノ販売といった取り組みを展開する。
南海の担当者は「世界遺産登録20周年に加え、当社の観光列車『こうや花鉄道 天空』(高野線橋本―極楽橋間)も運行開始15周年を迎える。沿線の主要観光エリアである高野山が、国内外の多くのお客さまから選ばれる飛躍の年となるよう、今後もエリアの魅力向上に全力を注ぐ」と話す。
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