交通新聞社 電子版

ティータイム 山中直義 阪急阪神ホテルズ社長

2023.12.06

 お客さまに安心と快適、夢を

 新型コロナウイルス感染症の影響で大打撃を受けたホテル業界。回復の道筋は見えつつあるが、働き手不足や老朽化する施設、インバウンドへの対応など、課題は山積している。

 今回、保有する土地建物を阪急電鉄と阪急阪神不動産のグループ2社に移管。「ホテルの経営と運営に特化した組織に生まれ変わり、収益力や運営力を高めて競争力に一層磨きをかける方向にかじを切ることにした」と理由を説明する。

 今後の事業の成長に、ブランド力やサービスレベルの向上は不可欠。「新しい体制で、これまで以上にお客さまの思いに寄り添うホスピタリティーを実践し、安心と快適、そして夢と感動をお届けする存在となるべく努力を重ねていきたい」と力強く語る。

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