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阪急 AI案内端末による案内サービス 大阪梅田、京都河原町駅で実証実験

2024.03.18
京都河原町駅東改札口外(阪急提供)

 阪急電鉄は、大阪梅田駅と京都河原町駅で、非接触型AI(人工知能)案内端末による案内サービスの実証実験を行っている。より利用しやすい駅を目指す取り組みの一環。

 実証実験は2021年7月―翌年3月に大阪梅田駅で実施したが、新型コロナウイルスの影響を受けて激減した鉄道利用がインバウンドを含め順調に回復していることを踏まえ、改めて同駅で行うとともに京都河原町駅にも端末を設置することにした。

 案内端末はTOPPANが開発。音声対話技術を活用したAIを備え、列車の運行情報や乗り換え案内、駅構内施設などに関する問い合わせに自動で回答するほか、大阪梅田、京都河原町の両駅周辺の複雑な地理案内にも対応する。

 大阪梅田駅2階中央改札口構外コンコース西側、京都河原町駅東改札口外に各1台設置。実証実験の終了時期は未定。実験で収集したデータを分析し、鉄道事業におけるAIを活用した案内サービスの有用性について検証する。

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