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京急など 「横浜シンフォステージ」竣工 5月9日に商業ゾーン、6月初旬にヤマハブランドショップも

2024.04.26
「横浜シンフォステージ」の外観(京浜急行電鉄提供)

 大林組と京浜急行電鉄、日鉄興和不動産、ヤマハ、みなとみらい53EASTの5社が横浜市西区で共同開発を進めていた「横浜シンフォステージ(YOKOHAMA SYMPHOSTAGE)」(みなとみらい21中央地区53街区開発事業)が3月末に竣工(しゅんこう)した。オフィス主体の複合ビルで、既に京急が低層部商業ゾーンを5月9日に、高層部ホテルを6月24日に開業することを発表している。

 所在地は横浜市西区みなとみらい5ノ1ノ2。横浜駅から徒歩8分、横浜高速鉄道みなとみらい線新高島駅から徒歩1分。横浜駅方面からのペデストリアンデッキも整備した。京急グループ本社ビルにも近接する。

 敷地面積約2万620平方㍍。建物は、ウェストタワー(地上30階〈塔屋2階〉・地下1階建て)と、イーストタワー(地上16階〈塔屋1階〉・地下1階建て)の2棟。延べ床面積約18万3000平方㍍。

 街区内の1~3階には5カ所のプラザ(広場)を設け、憩いと交流、イベントの場としての利用を想定。1階ゲートプラザには3Dプリンターで作ったベンチを設置。ウエスト2階アトリウムには、建設時の作業音などの音源を基にアーティストの田島美加氏が制作したパブリックアートを展示する。

 京急が手掛けるのは、5月9日開業の低層部商業ゾーン(両タワー1~3階)と、オープンイノベーションオフィス「chilink WORKSITE MINATOMIRAI(チリンクワークサイトみなとみらい)」(イースト3階)、6月24日開業の「京急EXホテル みなとみらい横浜」(ウエスト26~30階、京急イーエックスイン運営)。

 商業ゾーンは、開業時点で飲食やコンビニエンスストア、クリニックなど15店舗中10店舗がオープン。

 ヤマハは6月初旬に、ウエスト1~3階に体験型ブランドショップを開設。ピアノショールームや体験型楽器売り場、音楽教室、イベントスペース併設カフェなどを展開する。

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