交通新聞社 電子版

記者会見 西牧世博 JR四国社長

2024.02.01

 2023年度決算見込みについて――

 最終損益ベースで、本年度の事業計画上は赤字だったが、10月以降(平年比)9割ぐらいお客さまが戻っており、今のところ単体、連結とも4期ぶりの黒字となる見通しだ。単体は(昨年5月の)運賃改定が寄与し、連結はホテル、バスの回復が主な要因。コロナ禍で最低の数字だったところから、3年間でよくここまで来たなと思う。

 

 3月1日に予土線が全線開通50周年を迎えることについて――

 これまでのご愛顧に感謝する一方、路線を取り巻く環境が大きく変化し、地域の足としての役割も低下しているが、「四国における鉄道ネットワークのあり方に関する懇談会Ⅱ」の県別会議の中で利便性の向上や利用促進に取り組んでいるので、引き続き一緒になって取り組んでいきたい。

 (1月30日の会見で)

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