２４年３月期決算 東京地下鉄（東京メトロ）
旅客回復で大幅増益【東京地下鉄（東京メトロ）】
経済活動の活性化に伴い、売り上げの大宗を占める旅客運輸収入の回復傾向が継続。電気料減少、運営コスト削減など営業費も減少したことで、各利益は大幅な増益となった。次期の業績予想は公表していない。
運輸業は売上高３５６４億６７００万円（前期比１４・２％増）、セグメント利益６３７億８５００万円（３３６・８％増）。鉄道輸送人員は定期７・０％増、定期外１３・１％増、合計９・８％増。旅客運輸収入は定期１１・２％増、定期外１７・７％増、合計１５・２％増。
不動産事業は、既存物件の営業終了などで売上高１３６億５４００万円（０・６％減）、セグメント利益４５億６３００万円（１４・７％減）。流通・広告事業は売上高２３９億２０００万円（１・１％増）、セグメント利益７９億６９００万円（３・７％増）。その他事業は売上高３７億２６００万円（０・５％増）、セグメント損失６４００万円（前期は３５００万円の黒字）。
＝８日発表＝
【東京地下鉄（連結）】８日
売 上 高３８９，２６７（ １２．７）
営業利益７６，３５９（１７４．９）
経常利益６５，８６６（２３４．４）
当期純利益４６，２６２（ ６６．６）
単位百万円、カッコ内増減％
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