23年3月期決算 京阪ホールディングス
運輸業回復で大幅増益【京阪ホールディングス】
レジャー・サービス業や運輸業で回復が見られたことで増収、各利益も大幅な増益となった。特別利益に固定資産売却益約46億円を計上している。次期は引き続き増収増益を見込む。
運輸業は、緊急事態宣言が発出された前期と比べて輸送人員が増え、売上高809億2700万円(前期比14・4%増)、セグメント利益68億8500万円(67億1100万円増)。京阪電気鉄道の輸送人員は定期5・2%増、定期外18・5%増、合計11・1%増。旅客運輸収入は定期4・0%増、定期外19・7%増、合計13・9%増。
不動産業は、前期の開発物件販売の反動により、売上高1201億300万円(12・6%減)、セグメント利益175億5500万円(22・3%減)。流通業は、京阪本線連続立体交差事業に伴い2021年12月に閉店したフレスト香里園店の影響などで売上高506億7600万円(4・2%減)となったが、費用も減少しセグメント利益18億7800万円(5・8%増)。
レジャー・サービス業は、緊急事態宣言が発出された前期の影響の反動で、売上高228億6900万円(98・4%増)、セグメント損失38億3600万円(54億8800万円改善)。その他の事業は、売上高36億6000万円(15・5%増)、セグメント損失12億3000万円(1億6300万円改善)。
次期の業績予想は売上高2920億円(12・3%増)、営業利益234億円(14・2%増)、経常利益223億円(9・0%増)、当期純利益185億円(5・0%増)。=11日発表=
【京阪ホールディングス(連結)】11日
売上高260,070( 0.8)
営業利益20,491( 52.8)
経常利益20,458( 24.1)
当期純利益17,621( 83.8)
単位百万円、カッコ内増減%
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