JR西日本など「関西MaaS協議会」 京都市と混雑情報提供で連携
関西MaaS協議会と京都市都市計画局は1月30日、京都の観光・交通における混雑などの課題対策で連携し、取り組むことで合意したと発表した。当面の取り組みとして、MaaS(マース)アプリ「KANSAI MaaS」から京都市観光協会が提供する混雑情報への連携を行うとともに、同協議会内に「京都WG(ワーキンググループ)」を設置し、さらなる取り組みに向けて検討を進めていく。
同協議会は、関西に主要路線を持つJR西日本、大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)、近鉄グループホールディングス、京阪ホールディングス、南海電気鉄道、阪急電鉄、阪神電気鉄道が運営主体。昨年9月に「KANSAI MaaS」をリリースした。
京都市観光協会が提供する混雑情報への連携では、同アプリで市内に位置するJR西日本、近鉄、京阪、阪急、京都市交通局の計79駅を目的地として経路検索した場合、結果画面に「混雑回避に役立つ京都観光快適度マップ」にリンクするバナーが登場する。
また、経路検索結果に「京都駅前/京都市営バス」が含まれる場合は、「構内図等」のアイコンを表示し、京都駅前バス乗り場の観光快適度予測・ライブカメラページへのスムーズな遷移を可能とした。
さらなる取り組みに向けた検討などを進める京都WGは、JR西日本、近鉄グループホールディングス、京阪電気鉄道、阪急電鉄と、準会員の京都市交通局、会員以外の第三者である京都市で構成する。
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