JR西日本 「パンダくろしお」団体臨時列車 新大阪駅で出発式 「聖地リゾート!和歌山キャンペーン」開催記念
JR西日本は6日、同社と日本旅行、和歌山県の3者が1日から展開中の「聖地リゾート!和歌山キャンペーン」の開催を記念して、ラッピング列車「パンダくろしお」を使用した団体臨時列車の出発式を新大阪駅2番線ホームで開催した。
同キャンペーンは、「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産登録20周年を迎えたことを契機に3者が実施。運行4年目を迎えたJR西日本の観光列車「WEST EXPRESS 銀河」の紀南コースでは、京都発新宮行きの夜行列車と、新宮発京都行きの昼行列車を走らせる。
今月26~28日には、熊野速玉大社(和歌山県新宮市)で世界遺産登録20周年の特別企画として、神門や社殿、参道などをプロジェクションマッピングやライトアップで演出。8月末までの毎週土曜日には、補陀洛山寺(同県那智勝浦町)で、通常年3回のみの本尊の秘仏・千手千眼観世音菩薩(ぼさつ)を特別開帳する。
出発式には、富澤五月JR西日本理事・近畿統括本部副本部長・和歌山支社長、小谷野悦光日本旅行社長、岸本周平和歌山県知事ら関係者が出席。
富澤支社長は「新しい出会い、新しい発 見、和歌山へ行ってみようというワクワクした気持ちを創出したい。キャンペーンを通じ、和 歌山の魅力を多くの方々に知っていただき、訪れる動機となることを願う」とあいさつ。関係 者によるテープカットの後、藤村一博新大阪駅長の出発合図で、パンダくろしおが白浜駅に向けて旅立った。
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