JR西日本など 加古川線全線開業100周年記念セレモニー
JR西日本と兵庫県西脇市、丹波市は7日、加古川線加古川―谷川間の全線開業100周年を祝い、西脇市駅のホームで記念セレモニーを開催した。
同線は、当時の播州鉄道が1913年4月に加古川―国包(現・厄神)間を開業したのが始まり。その後も路線を延ばし、事業譲渡を受けた播丹鉄道が24年12月27日に谷川まで全線が開通した。
同日からは、両市のマスコットキャラクター「にっしー」と「ちーたん」をデザインした記念ヘッドマークを掲出し、側面にキャラクターなどのラッピングを施した125系電車の運行を開始。13日からは、同線の125系電車全4両にラッピングが施され、来年2月末ごろまで運行する予定。
セレモニーには、JR西日本の國弘正治理事・近畿統括本部副本部長・兵庫支社長、久野実同加古川線線区長、片山象三西脇市長、林時彦丹波市長、来賓として鉄道ファンで同県姫路市出身の俳優・六角精児さんらが出席。
両市長に次いであいさつした國弘支社長は「地域と共に加古川線は多くの時代を歩んできた。鉄道も厳しい状況に直面しているが、地域と連携して利用促進に取り組んでいる。今後も加古川線をご愛用いただき、旅行やお出掛けにご利用いただきたい」と述べた。続いて関係者によるテープカットが行われた後、久野区長の出発合図でラッピング列車が谷川駅へ向けて出発した。
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