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JR西日本・日本旅行・和歌山県 「聖地リゾート!和歌山キャンペーン」キャンペーン 7月から展開

2024.05.13
キャンペーンのロゴマーク(JR西日本提供)

 紀伊山地の霊場と参詣道世界遺産登録20周年へ

 「銀河」紀南コース

 オプションやおもてなし

 JR西日本と日本旅行、和歌山県の3者は7月1日から9月30日まで、7月に「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産登録20周年を迎えることを踏まえ、「聖地リゾート!和歌山キャンペーン」を開催する。運行4年目を迎える観光列車「WEST EXPRESS 銀河」の紀南コースでは、オプションサービスやおもてなしを展開するほか、温泉やグルメ、アウトドア、サイクリングなど、和歌山県の豊富な観光コンテンツを楽しめる旅を提案。旅のはじまりの地とも言われる和歌山の地へ観光誘客を図る。

 3者は昨年7月、今年の「紀伊山地の霊場と参詣道」世界遺産登録20周年や2025年の大阪・関西万博開催を契機として、継続的に観光振興に取り組んでいくことを目的に連携協定を締結した。

 「WEST EXPRESS 銀河」では、京都発新 宮行きの夜行列車と、新宮発京都行きの昼行列車を運行する。昼行列車は熊 野古道の玄関口・紀伊田辺駅に停車。平安衣装を身にまとった上での出迎えや、紀州備長炭で作った楽 器「炭琴」の演奏、梅酒、梅ジュースの振る舞いなどのおもてなしを予定する。

 夜行列車の限定企画では、深夜の和歌山駅で途中下車し、地元食材の梅干しやみかん鳥などを使用した「特製冷やし和歌山ラーメン」を賞味できるラーメン店「麺屋ひしお」(和歌山市)を乗客限定の貸し切りで訪れる。

 期間中の特別商品では、JR線の自由周遊区間利用と観光や体験コンテンツなどをセットにした「ICOCAでGO 和歌山満喫わくわくパス」を6月1日から広域型MaaS(マース)アプリ「KANSAI MaaS」で発売する。利用期間は7月1日~10月2日の連続する3日間で、大人7800円。

 紀伊田辺―新宮間の「トク特チケットレス」では、特急列車普通車指定席を通常のチケットレスサービスよりさらにお得な価 格(300~700円など)で来年3月31日まで設 定。7~9月利用分は特別キャンペーン「WESTER ポイントバック」を実施し、区間により最 大で150ポイントが還元される。

 熊野速玉大社(和歌山県新宮市)では7月7、26~28日、世界遺産登録20周年の特別企画として、神門や社殿、参道などをプロジェクションマッピングやライトアップで演出。補陀洛山寺(同県那智勝浦町)では、通常年3回のみの本尊の秘仏千手観世音菩薩(ぼさつ)を特別にご開帳。このほか、熊野本宮大社と熊野速玉大社、熊野那智大社、那智山青岸渡寺では特別御朱印を頒布する。

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