京阪ホールディングス・JR西日本など 私市、河内磐船駅前で交流イベント
京阪ホールディングス(HD)とJR西日本、マンション管理などを手掛ける東邦レオ(大阪市中央区)はあす5日と11月3日、12月8日、京阪電気鉄道交野線私市駅前とJR学研都市線(片町線)河内磐船駅前で、広場に集うコミュニティーを軸とする次世代型の社会実験「改札出たら、サウナ!トレラン!クラフトビール!里山直結・地域体験ツーリズム キサイチゲート」を実施する。大阪府下の交野・私市エリアの未来を視野に入れた取り組み。
昨年7月に発足したキサイチゲート実行委員会(構成団体・京阪HD、東邦レオなど)が、同9~12月の4カ月間、私市駅前広場、通称「キサイチゲート」を拠点に、〝交わり〟を目的とした都市と郊外の関係人口を生み出す駅前広場の社会実験を実施した。
その結果、アントレプレナーシップ(起業家精神)を持つ有志らにより、100を超える地域資源を生かしたアイデアが集まったという。地域、行政、企業が連携し、私市を中心とした交野エリアの未来を考えるきっかけとなった。
本年度からはJR西日本と共催し、同じ交野市・私市エリアに位置する河内磐船駅の駅前広場に集うコミュニティー団体にも活動範囲を広げる。私市駅―河内磐船駅を中心としたエリアプラットフォームの基盤をつくり、来年度以降、同エリアの将来像を明確にした未来ビジョンの策定や、持続可能な運営組織による日常的な広場活用を目指す。
両駅前では、私市産ホップを使用したオリジナルクラフトビールを販売するとともに、トレイルラン体験やたき火、マルシェなどを開催して、来場者の回遊を促していく。
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