JR西日本など 「サスティナMOVE@脱炭素エキデン365」を実施 市民のモーダルシフト実現目指す
JR西日本と阪急阪神ホールディングス、大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)、大阪シティバス、ソーシャルカンパニーのスタジオスポビー(東京都中央区)は26日から、市民のモーダルシフトを促す実証プロジェクト「サスティナMOVE@脱炭素エキデン365」を実施している。移動手段ごとの二酸化炭素(CO2)排出量を計測し、「環境貢献量」を可視化。自家用車から公共交通機関へのモーダルシフトを図る。
プロジェクトに参加している公共交通事業者の協力の下、大阪府内の地下駅や路線バス車両にビーコン機器を設置。スタジオスポビーのエコライフアプリ「SPOBY(スポビー)」でビーコン信号を受信することで、同エキデンコミュニティー内のユーザーを対象に、移動手段ごとのCO2排出量を計測する。
移動手段ごとにCO2排出量の期間比較を行い、ユーザーのモーダルシフトによる環境貢献量をアプリ上で評価。自動車と比べて環境負荷の小さい公共交通機関の積極利用を促す。
参加する公共交通事業者は、JR西日本、阪急電鉄、阪神電気鉄道、北大阪急行電鉄、能勢電鉄、神戸電鉄、阪急バス、阪神バス、大阪メトロ、大阪シティバスの10社。同エキデンでは1年間で約1000㌧のCO2排出抑制を目標に掲げている。
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