JR西日本 福井市内で「第10回関西・北陸交流会」
JR西日本は13日、福井市内で「第10回関西・北陸交流会」を開催した。相互交流促進による地域活性化を目的に2013年から実施しているもので、今回は各エリアの自治体、観光、経済団体、旅行会社、鉄道会社の関係者ら約150人が出席した。
冒頭、あいさつに立った長谷川一明社長は、来年3月16日の北陸新幹線金沢―敦賀間延伸開業を契機に、さまざまなパートナーと地域の課題解決に取り組んでいく考えを示すとともに、「人が新たな土地に赴き、出会い、交流を求めていくことはこれからも変わらない。未来においても新幹線は重要な役割を担っていくと確信している。国土軸を形成するインフラとして真の効果が発揮される新大阪までの延伸についても、早期に図られるよう、当社としてもさらなる機運醸成に努めていきたい」と述べた。
続いて、杉本達治福井県知事、金子正志国土交通省中部運輸局長、佐橋真人同北陸信越運輸局長、日笠弥三郎同近畿運輸局長らがあいさつ。「つながる新幹線 つなげる私たちで~北陸新幹線延伸、未来への進化に、今私たちがチャレンジすべきこと~」をテーマにしたパネルディスカッションと、敦賀延伸開業に合わせて観光コンテンツづくりに取り組んでいる福井県内の高校生による発表が行われた。
最後に、北陸経済連合会の金井豊会長、関西経済連合会の松本正義会長らが今後の地域発展に向けて意欲を語った。
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