JR西日本・津山市など 「のるイコつやま」実証運行開始 AI活用した予約型乗合交通
岡山県津山市とJR西日本、REA(東京都中央区)は1日から、同市の四つの各地域内で、AI(人工知能)を活用した予約型乗合交通「のるイコつやま」の実証運行を実施している。
予約型乗合交通は、利用者からの予約があった場合のみ運行する交通サービス。「のるイコつやま」は、自宅付近の乗車場所と、市の支所・出張所、スーパー、病院、商業施設、医療施設などとの移動に利用できる。
運行主体は同市。JR西日本のアプリ「WESTER」、ウェブまたは電話で予約するとREAが提供するクラウド型AI乗合配車システム「Noruuu」が配車計算・配車指示を行い、指示に基づきタクシー、観光バス事業者などが運行する。
WESTERアプリから予約する場合は、画面を進んで「のるイコつやま」を押し、利用したい地域を選択。地図上で乗車場所、降車場所を選んだ後、乗車日、利用時間、名前、メールアドレスなどを入力する。
運行日は月―金曜日(一部は月―土曜日)、祝日を除く。大人の運賃は電話予約300円、ウェブ・WESTERアプリ予約200円。小・中学生・高校生・大学生200円。未就学児、体の不自由な人および介護者は無料。免許自主返納者、後期高齢者100円。
運賃は車内で支払う。乗降場所がJR駅の場合は100円割り引く。決済は現金、クレジットカード、交通系ICカードや商業系ICカードの電子マネー、2次元コード決済が可能。2024年度に本格運行を予定している。
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