東急電鉄 3020系新幹線ラッピングトレイン 「ひかりチャイム」復刻 7月1日から
東急電鉄は7月1日から、JR東海の協力を得て東急新横浜線・目黒線などで運行している3020系「新幹線ラッピングトレイン」(8両編成)で、かつて東海道・山陽新幹線の車内で使用されていた「ひかりチャイム」を現代風にアレンジして復刻使用する。5050系同トレイン(10両編成)では秋ごろから使用する予定。
新横浜駅発着時に
新幹線ラッピングトレインは、新横浜で東海道新幹線と接続する相鉄・東急新横浜線の開業1周年を記念して、目黒線などを走る3020系で3月から、東横線などを走る5050系で5月から各1編成を運行中。
ひかりチャイムは、作編曲家・サウンドプロデューサーの松浦晃久氏の作曲で、1988年3月から2003年11月まで東海道・山陽新幹線の車内で使用されていた。以降の車内チャイムは、JR東海・JR西日本が展開するキャンペーンソングに移行している。
15年2月からは、山陽新幹線の開業40周年を記念して、各駅(新大阪を除く)の接近メロディーとして復活している。関東での復刻使用は21年ぶり。
今回は、音楽家の向谷実氏がアレンジし、東急新横浜線下り新横浜駅到着時と、上り同駅発車後に使用する。
JR東海の広告車内をジャック
3020系、5050系の両トレインとも7月上旬まで、貸切広告電車として中づり広告をJR東海の「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンの「京都がくれる癒し」編、窓上広告を東急電鉄の「enjoy WEST」キャンペーンでジャックしている。車内ビジョンでも両社のPR動画を放映している。
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