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JR西日本など 「イノゲート大阪」7月31日にオープン

2024.05.23
3階フロアのイメージ(JR西日本大阪開発提供)

 JR西日本と同社グループの大阪ターミナルビル、JR西日本大阪開発は16日、大阪駅西地区で開発を進めている新駅ビル「イノゲート大阪」の開業日を7月31日に決定したと発表した。23階建ての建物のうち、フレキシブルオフィス「コンパスオフィス」(9、10階)とオフィスロビー「TSUTAYA BOOKSTORE」(6階、ラウンジ・カフェ・物販)、飲食店舗「バルチカ03」(2~5階)がオープン。オフィスフロアなど(11~22階)は今秋以降に開業する予定。

 同日は、JR西日本グループも参画する同駅西地区の複合ビル「JPタワー大阪」内の商業施設「KITTE大阪」とホテル「THE OSAKA STATION HOTEL,Autograph Collection」も開業。新たな魅力の創出が図られる。

 イノゲート大阪は地上23階・地下1階建て、建築面積3716平方㍍、延べ床面積約6万440平方㍍。オフィスフロアを主体に、ワークスタイルの多様化に対応するため、貸会議室、フレキシブルオフィス、ラウンジ、飲食ゾーンなどのサポート機能を導入し、新しい価値が生まれ続けるワークプレイスを目指している。

 飲食店舗「バルチカ03」は、JR西日本SC開発が運営する商業施設「ルクア大阪」で人気を博すバルゾーン「バルチカ」の派生ブランド。広さは約6500平方㍍で、大阪の老舗や路地裏の名店から海外の有名レストランまで、バラエティー豊かな飲食50店舗が集結する。

 店舗は、東京・大塚の人気店「おにぎりぼんご」で修業した店主が新宿で営業中の「おにぎりまんま」が関西初出店する「発酵まんま」や、大阪・天王寺で本格和食居酒屋として愛され続けてきた「こんび」で人気のだし巻き玉子に特化し、梅田初出店となる「和心 だし巻き家こんび」、兵庫県尼崎市で創業し、現在は東京・恵比寿を中心に展開しているお好み焼き屋「お好み焼き いまり」など。営業時間は7~23時(一部を除く)。

 さらに開業に合わせて、人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの作者、荒木飛呂彦氏のパブリックアート作品が同ビルにお目見えする。かつて大阪駅のシンボルとなっていた「噴水小僧」をテーマにした作品で、同駅西側エリアの新たな創造の息吹の一端を担う。

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