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ＪＲ西日本　岡山県西粟倉村と「『地域活性化起業人』派遣に関する協定」締結

2024.05.22 JR西日本 予定・計画・施策

　ＪＲ西日本と岡山県西粟倉村は１７日、「『地域活性化起業人』派遣に関する協定」を締結した。総務省の地域活性化起業人制度（企業派遣型）を活用し、同社から同村へ社員を派遣。地域の中核的企業と連携したさまざまな共創活動を生み出しながら、地域の発展に貢献すると同時に、同社グループの地域共生分野や新たなビジネス創出を担う人材育成の機会とする。同社の「地域共創モデル」では、広島県尾道市の瀬戸田エリアに次いで２例目となる。

　同社グループは、まちづくり会社、地域商社など地域の中核的企業に対して、資金支援や社員派遣、情報、ノウハウ、ネットワーク提供などの成長支援や協業などを通じた「地域との共創活動」を推進。地域でのさまざまな共創活動を通じて、地域の持続的な発展に貢献するとともに、同社グループの志として掲げる「人、まち、社会のつながりを進化させ、心を動かす。未来を動かす」をさらに推進していくためのモデルづくりに挑戦している。

　今回は中国統括本部の社員１人を同村に派遣。観光事業や、ＳＤＧｓ（持続可能な開発目標）未来都市事業における「モリリズム」の推進、新事業創出プログラム「西粟倉ＴＡＫＩＢＩプログラム」における同村内外ステークホルダーのコーディネートなどの業務に携わる。

　社員の派遣期間は６月１日―来年３月３１日。以後１年ごとに更新し、最長２０２７年５月３１日まで延長予定。

　同村は、０８年から開始した「百年の森林（もり）構想」など、移住者の呼び込みと仕事づくりにより、「ローカルベンチャーの聖地」とも評されており、デジタル田園都市国家構想（ＴＹＰＥ２）に選定されている。

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