JR西労組 第36回定期中央本部大会
JR西労組は18、19日、大阪市内で「第36回定期中央本部大会」を開催した。組合員約500人が出席。初日の冒頭、あいさつに立った上村良成委員長は「足元の鉄道利用は想定を上回るペースで回復し、グループを挙げた構造改革の成果もあって、昨年度の決算は連結営業利益約1800億円を確保することができた。これらの実績は、JR西日本グループで働く社員一人一人が愚直に安全を守り、業務に精励し、コロナ禍を乗り越えて生み出されたものだ。まずは夏季の多客輸送を完遂させること、そして来年の万博輸送に向けて万全を期し、自らの手で明るい未来を切りひらき、組合員一丸となって絆を強める大会にしよう」と述べた。
安全面については、昨年4月にスタートした「JR西日本グループ鉄道安全考動計画2027」に触れた上で、「21年にJR西労組・JR西日本連合が策定した『安全お守り手帳』を活用しながら、『(A)当たり前のことを、(B)バカにせず、(C)ちゃんとする』という『ABC運動』を全ての職場で実践し、世界一安全な鉄道会社と胸を張れるJR西日本を皆で目指していきたい」と強調した。
議事では、昨年度の取り組みの執 行経過、決算報告、本年度の運動方針の採択などが行われた。
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