墨滴 6月27日付
名古屋鉄道が25日、創業130年を迎えた。前身の愛知馬車鉄道に始まり、4年後の1898年には名古屋市内の路面電車として、京都市に次ぐ国内2番目の電気鉄道を開業。現在は豊橋―名鉄岐阜間の名古屋本線を中心に、愛知、岐阜両県に約444㌔の鉄軌道路線網を展開する▼名鉄グループとして、バスやタクシーを含む交通事業は、中部圏の居住者、来訪者の移動を支えている。それらの多様な交通モードをシームレスに結び付けるのが、同社が2022年3月にサービスを開始したスマートフォン向けエリア版MaaS(マース)アプリ「CentX(セントエックス)」▼名古屋市営地下鉄・バスのほか、JR東海などのEXサービス、JR西日本のMaaSアプリ「WESTER」とも連携を拡大。事業者の垣根を越えて中部圏での公共交通機関の利用促進を図っている▼背景の一つに、中部圏の公共交通分担率の低さがある。移動時の全交通手段に占める公共交通の利用割合を指し、名鉄によると中京都市圏は12%。東京都市圏の36%、京阪神都市圏の24%に比べ、極めて低い▼名古屋駅周辺での買い物に、マイカーで訪れる人が結構多いと聞く。同社はCentXの機能や連携先の拡充に努め、分担率向上で持続可能な地域づくりに貢献したいとしている。名鉄のこれからの歴史に、CentXが大きく名を刻むことだろう。
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2024.05.29 JR西日本グループ 予定・計画・施策
JR西日本不動産開発 川崎市多摩区・介護付き有料老人ホーム 工事着手
JR西日本不動産開発は、川崎市多摩区で介護付き有料老人ホーム「川崎登戸NKビル」の建設工事に着手した。高齢化社会を見据えた医療・福祉施設開発の取り組みの一環。
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2024.05.29 その他業種分類 記録・調査・統計
ウイークリー・メモ 24年5月20~26日
◇5月20日(月) ◇21日(火)=斉藤鉄夫国土交通大臣がJR北海道、JR四国、JR貨物の3社と高速道路6社の代表権を持つ会長、社長人事を閣議報告し了解を得る
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2024.05.29 JR西日本 予定・計画・施策
JR西日本 「きっかけエリアパス」キャンペーン第2弾
JR西日本は、都市再生機構(UR都市機構)西日本支社と協力し、新しいライフスタイルを提案する「きっかけエリアパス」キャンペーンを展開する。
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2024.05.28 JR西日本 予定・計画・施策
JR西日本 地球環境保護の取り組みの進捗発表
列車電力へ再エネ追加導入 燃料電池車両導入 仕様、試験内容の検討開始 JR西日本の長谷川一明社長は24日の定例会見で、「JR西日本グループ長期ビジョン2032
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2024.05.28 政府・省庁・鉄道運輸機構 予定・計画・施策
斉藤国土交通大臣 岡山県高梁市川面地区を訪問 鉄道ファン歓迎の取り組みを視察
斉藤鉄夫国土交通大臣は25日、JR伯備線が走る岡山県高梁市川面地区を訪問し、地域住民による鉄道ファン歓迎の取り組みを視察して、関係者と面談した。
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2024.05.28 JR西日本 予定・計画・施策
JR西日本 「リバイバル列車」を運行 「懐鉄」シリーズ第3弾の追加企画
JR西日本は「懐鉄」シリーズ第3弾の追加企画として、6月5日から北近畿エリアで「リバイバル列車」の運行を開始する。
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2024.05.27 その他業種分類 予定・計画・施策
FCR 「技術・製品発表会2024」
線路下の横断排水管路の「鉄道伏(ふせ)び」の維持管理などを手掛けるFCR(東京都大田区)は17日、都内で「技術・製品発表会2024」を開催した。